ボアアップ作業手順 (1/2)

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アアップ作業手順


ボアアップ 評価
改造時期順序 二輪免許があれば即推奨
作業難易度 難しい
パーツ価格 高い(2〜3.5万円前後)
交換効果 別格車両へ
作業時間 6〜10時間


 ボアアップの「ボア(bore)」とは「内径・口径」という意味。ボアアップはそれを大きくするということです。バイクエンジン上部の「腰上」と言われ る部分にあるシリンダー・シリンダーヘッド、そしてシリンダー内のピストン。交換することのできるこれらのエンジンパーツを大口径の物に換えると「排気 量」が増大する。その結果、50ccを超え「原付ナンバー」のままで公道を走行することはできなくなります。

 ナンバーの取得は原付2種ナンバー申請ページへ。トゥデイ/ディオのボアアップキットは94ccと81ccの2種類が専用パーツとして販売されています。

準備物 ★・・必須品 ☆・・あった方がいい物
 ★ ボアアップキット(シリンダー(シリンダーヘッド)・ピストン等)
 ★ マフラー取り付け口のガスケット
 ★ ラチェットレンチセット
 ★ ドライバーセット
 ★ ラジオペンチ
 ★ エンジンオイル
 ★ 針金
 ★ カッターナイフ
 ☆ 雑巾・ウエス


作業工程 1
フレームボディーカバーを外す

別ページフレームボディーカバーを外すまでを参考に外していきましょう。



作業工程 2
フロアパネルを外す

別ページフロアパネル(ステップボード)を外すまでを参考に外していきましょう。



作業工程 3

エンジンオイルを抜きシリンダーヘッドを外す

シリンダーヘッドを外すまでのページを参考にシリンダーヘッドをフレームから外してください。



作業工程 4
シリンダーを外す

ピストンを大きな口径の物に替え、ノーマルシリンダーから内径(ボア)の大きなシリンダーに変更するため、取り外します。


作業手順
@ シリンダーヘッドに引き続いて、シリンダーを外す。

注意事項・特記事項
★ 外れない時はハンマーやレンチなどでコンコンと軽く叩いてやると外れてくれます。


作業工程 5
ピストンがあらわになる

ノーマル50ccのピストン。
ピストンの根元はクランクシャフトにつながっており、クランクシャフトは実はプーリーを固定したシャフトそのものである。

クランクケース内の異物混入防止措置

クランクケース内に異物・ゴミが入らないようにウエス等で塞いでおく。
このあと、緑色の「ガスケット」を剥がす際に細かいゴミが散らばるので必須の作業。


作業手順
@ ウエス等でクランクケース入口をふさぐ。

注意事項・特記事項
★ クランクケースは通常、エンジンオイルが満たされている場所。ゴミの混入のないようにしましょう。


作業工程 6
ピストンピンクリップを外す

ピストンは写真のように細い棒(ピストンピン)によって、本体のクランクシャフトのコンロッドに固定される。取り外すには棒の入る穴にハマっているピストンピンクリップをラジオペンチでつまんで外します。

ピストンピンを外す

ピストンピンをドライバーなどで押し出し、ピストンをクランクシャフトから外します。

ピストンが外れたエンジン

ガスケットを削るために邪魔なので、ピストンを先に外してしまう。


作業手順
@ ピストンピンクリップをラジオペンチでつまみ出し、ピストンピンクリップ・ピストンピンを外す。
A ピストンを外す。

注意事項・特記事項
★ クランクケースにピンクリップを落とさないようにしましょう。



作業工程 7
ガスケットを剥がす

スクレイパーやカッター、定規などを用いて慎重にガスケット(緑色のシール)を剥がしましょう。

ガスケットがきれいに剥がれたクランクケース

身体的・精神的疲労を抑えてエンジンに傷をつけないように慎重に剥がしていきましょう。カスが残っているとエンジンオイルが漏れて、組み上げた後また分解することになります。


作業手順
@ ガスケットをカッターナイフやマイナスドライバーなどを利用して削り取る。

注意事項・特記事項
★ ガスケットをはがすのに思った以上に時間がかかります。コツはカッターナイフで大まかに削り、マイナスドライバーで慎重に削り落とす感じ。急ぐと傷だ らけになるので深呼吸をして休憩を取りながら進めましょう。

 原付改造パーツは車種によって様々なものがあります。愛車のパーツも探してみましょう。
 次のページへ続きます。


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4スト原付スクーター改造補足解説
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ボアアップ
 ボア(bore)=内径・口径。エンジンのシリンダー・ピストンの口径を大きい物に交換し、排気量を上げ、パワーを上げる改造方法。

 50ccの原付所有者はボアアップを施すと、原付ではなくなるため、自動二輪免許所持や原付2種ナンバーに変更する必要があるので、特に注意しましょう。

免許があれば早めに
 買ったばかりのトゥデイ、性能に不満のあるまま「買ったばかりだから」と、パーツ交換をためらっていませんか?

 一万キロ乗ってから・・・ではなく、乗ってて楽しいスクーターをこれからの一万キロを走りませんか?

各社のボアアップキット
 キタコからはライトボアアップ、スペシャルボアアップキット、タケガワからはSステージボアアップキット、それにハイカムやビッグキャブなどがセットになった+αのものが出ています。(AF61トゥデイの場合)

別格車両へ
 今までの非力なトゥデイを知っている人にとっては本当に喜びのエンジンパワーに。そして、小型・中型自動二輪を知っている人にはそれなりの感動が。(笑)

94ccと81ccトゥデイ
 どちらが速いか・・・イメージ的には94ccの方が速そうに感じられるが、フルチューン状態だとおそらく81ccの方が速いと思います。

 ピストンの口径が小さいほどエンジンは高回転が可能になるからです。排気量=加速力(パワー)であって、=最高速ではありません。

キタコ・ライトボアアップ
 94ccのため、一般的にはピンク色のナンバーとなります。ノーマルのシリンダーヘッドを利用し、交換するのはシリンダーとピストンのみ。

 強化バルブスプリングも入っていますが、取り付けるには別の専用工具「バルブスプリングコンプレッサー」が必要です。

 スプリングは変えなくてもよく走るそうです。同じ94ccでもSPLキットの方がエンジン性能は高いようです。

 SPLのシリンダーヘッドを後から別個に組み付けることはできないのでご注意ください。

キタコ・SPLボアアップ
 94cc専用シリンダーヘッドの付属したスペシャルボアアップキット。吸排気バルブやポートも最適化された専用ヘッドのため、キタコトゥデイ最強基本エンジンとなるでしょう。

タケガワ・Sステージキット
 81ccのため、一般的には黄色ナンバーとなります。排気量はキタコのものより小さいものの、その分、ピストンが軽い。

 そもそもボアアップで排気量がほぼ「倍(50cc→94cc)」になるバイクは珍しいようです。

 普通は数〜数十%増であるのが一般的なボアアップのようなので、81ccはタケガワの弾き出した理想的な数字なのかもしれないですね。

4スト原付改造パーツ
ZOOMER ズーマー系
 AF58
TODAY トゥデイ系
 AF61/AF67
Dio ディオ系
 AF62/AF68
SCOOPY スクーピー系
 AF55
VINO ビーノ系
 SA26J/SA37J
VOX ボックス系
 SA31J
JOG ジョグ系
 SA36J/SA39J
ADDRESS アドレス系
 CA44A
LET'S 4/LET'S 5 レッツ系
 CA45A/CA47A
チョイノリ系
 CZ41A

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