ウエイトローラーセッティングマニュアル (1/2)

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エイトローラーセッティング


ウエイトローラー交換 評価
改造時期順序 バイクの状態に合わせて
作業難易度 慣れると簡単
パーツ価格 比較的高い(3個で1000円前後)
交換効果 重量の組み合わせで異なる
作業時間 15〜20分


 プーリー内に入っているウエイトローラー。
重量の違いにより、加速がスムーズになったり、最高速度が更新されたり、スクーターバイクのセッティングの醍醐味とも言える重要項目です。
 何点か、セットのルールがありますので、そちらもおさえておきましょう。

準備物 ★・・必須品 ☆・・あった方がいい物
 ★ ウエイトローラー×6個
 ★ ラチェットレンチセット
 ★ ユニバーサルホルダー
 ☆ パーツクリーナー
 ☆ プーリー用グリス
 ☆ 雑巾・ウエス


ウエイトローラー

デイトナ製ホンダスクーター用ウエイトローラー

ホンダスクーター用の外径16mmのウエイトローラー。デイトナの物は0.5グラム刻みで発売されている。3個セットで1000円前後。

プーリーの中に入れるので、スクーターでしか使われません。


 このパーツが遠心力によってプーリーを移動させ、スクーターを変速させています。


セットルール 1 〜違う重さのWRを入れる場所〜

ドライブプーリーフェイス

プーリー内をよく見ると「V字」の組み合わせになっている。
(狭い幅と広い幅があり、狭い方部分をV字と表記した)

一般的に「V字」の右側に重いローラー、左側に軽いローラーを交互にセットします。


回転方向の関係でこのようにセットする方が走行特性が安定するとのこと。


セットルール 2 〜WRの向き〜

ウエイトローラーの方向

プラスチックの壁のある方を写真のような方向(下部分なら右側を壁・上部分なら左側を壁)にセットする。全てのローラーは同じ方向に入れる。


 プーリーは回転する部品で、回転方向は一方通行。写真のような方向は回転が加速する後ろの部分にあたり、ローラーが外側に移動する際にスムーズに移動する。普通、プーリーやウエイトローラーのパッケージにも記載されています。


セットルール 3 〜グリスアップ〜

プーリーにグリスアップしているところ

する人もいればしない人もいる。グリスアップするのであればごく薄く塗ること。しない人はパーツクリーナーで脱脂しましょう。


 社外製プーリーの説明書きにはグリスアップすることを奨励していましたが、実は、ホンダが出しているトゥデイのサービスマニュアル(トゥデイ整備用の本)にはグリスアップしないことが記載されています。よって、それぞれ個人のお好みで。


プーリーへのセットのやり方って? 〜1〜
ドライブフェイスボス・ランププレート・スライドピース

円筒形のドライブフェイスボスはプーリーボスとも呼ばれるパーツで、プーリーの回転軸となりプーリーの内側に差し込まれるものです。
ランププレートは下の写真のようにウエイトローラーを入れた後ふたのようにかぶせます。


  黒い小さな樹脂パーツであるスライドピースは必ずセットしましょう。
付けずに走行すると金属同士の摩擦熱でウエイトローラーの表面は溶解し、そのまま走るとエンジン(クランクシャフト)までやられてしまいます。


プーリーへのセットのやり方って? 〜2〜
プーリー内には6個のローラーが入る

重量によって変速特性が変わるウエイトローラー。写真のように加速前はローラーの位置は中心部に寄っている。

装着時にはランププレートがかぶさる

アクセルを開けるとエンジンの力がプーリーを回転させる。回転の遠心力でローラーが外側に移動し、ランププレートを押す形でプーリー自体がスライドする。親指のあたりにある黒いプラスチックが「スライドピース」。

装着時にはランププレートがかぶさる

通常、ウエイトローラーの転がる面にプーリーグリスを塗り、プーリーにセットします。しかし、グリスアップはする人もいればしない人もいます。


 グリスアップするのであればごく薄く塗ること。しない人はパーツクリーナーで脱脂しましょう。


プーリーへのセットのやり方って? 〜3〜

基本構造をおさえよう

プーリーは写真のように駆動します。
はじめて見る方は「なるほど!」と感じるのではないでしょうか。

ボディにセットする時はウエイトローラーが落ちないように手で押さえながらエンジンから出ている軸(クランクシャフト)に差し込んでベルトをかけるわけです。


 原付改造パーツは車種によって様々なものがあります。愛車のパーツも探してみましょう。
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4スト原付スクーター改造補足解説
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ウエイトローラー
 モノ自体のシゴト内容の説明は本文とスクーターの変速メカニズムに目を通してください。

 ウエイトローラーは本文の写真のように円筒形をしたパーツ。プラスチックのような材質をしていて、長期間使用することで磨耗します。サイトなどには「WR」と略されることも多い。トゥデイの場合には白色の6.5グラムが純正WR。

バイクの状態に合わせて
 ウエイトローラーは6個を一組として使用。多くの場合、0.5グラム単位で販売されていて、3個だと1.5グラム分に相当するわけです。たかが1.5グラム(一円玉1個半)であるにもかかわらず、走行性能はかなり違ったりする重要パーツです。

 そのため、エンジンパーツはもちろんのこと、エンジンオイル、キャブセッティングなど、あらゆる走行に関わるパーツを交換した時はそのバイクに合わせたベストセッティングを探る必要があります。

加速がスムーズに
 ウエイトローラーの重量が軽めの場合、重い場合に比べて低速域での加速が良くなるといわれています。ローギア化するというようなイメージをしてみよう。そのため、高速側は伸びにくくなります。

最高速度の更新
 ウエイトローラーの重量を重くすると、加速は良くはなくなります。良くない=悪くなる・・・と言うよりは、ある速度まで達するまでに若干時間と距離が必要になっていく感じ。軽い場合と較べると中・高速領域で元気に速度が増していきます。

 最高速はどこまでも伸びるわけではなくて、プーリーの最大直径までドライブベルトが広がる以上には速度は出ません。

 適正範囲を超えた重量のセッティングをすると、極度にハイギア化してしまい、TOPギア発進で限界速度までゆっくりとスピードが出ていくだけとなります。

重さの違うローラー
 5グラムと6グラムを3個ずつ・・・のように、違う重量のものを組み合わせて使ってもよいようです。

 総重量が同じでもこうした組み合わせの違いでバイクの速度変化も異なるのがスクーターいじりの面白いところ。

ただし、バランスの問題で6個全部が違う重さや、2個ずつのセットで入れるのはやめましょう。

グリスアップ
 WRはプーリーの中でコロコロぐるぐると回るわけではありません。壁に伝って少し転がり、蓋でもあるランププレートを押し上げます。

 グリスを塗ってツルツルさせた方がいいのか、脱脂してサラサラさせた方がいいのかは、個人の想像力と好き嫌いでよいでしょう。

4スト原付改造パーツ
ZOOMER ズーマー系
 AF58
TODAY トゥデイ系
 AF61/AF67
Dio ディオ系
 AF62/AF68
SCOOPY スクーピー系
 AF55
VINO ビーノ系
 SA26J/SA37J
VOX ボックス系
 SA31J
JOG ジョグ系
 SA36J/SA39J
ADDRESS アドレス系
 CA44A
LET'S 4/LET'S 5 レッツ系
 CA45A/CA47A
チョイノリ系
 CZ41A

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